*このイベントは既に終了しました。
NHKカルチャー青山教室で4~6月に開催され、好評を博した「UMA―未確認生物の民俗学」を、ダイジェスト版で再現していただきます。
※下記は「UMA―未確認生物の民俗学」の案内文
ネッシー、イエティ、ツチノコ、チュパカブラ……世界各地に存在するとされる様々なUMA(未確認生物)たち。現在も定期的にマスメディアを通して話題になります。UMAの正体は未知の新種生物や太古の生物の生き残りではないかと考えられる一方で、単なる既知の生物や現象の誤認、あるいはいたずらや捏造に過ぎないとの意見もあり今日も議論が続いています。
本講義では未確認生物の実在について生物学的な検証・考察を行うのではなく、「なぜ我々はUMAがいると信じるのか。どのようなものだと考えてきたのか」という視点から眺めます。UMAと人間社会・文化の関係や、歴史的な変遷を知ることで「いる/いない」とは異なる楽しみ方ができるでしょう。
3回にわたって行われた講義の概要を1回で学べる「お得版」です。NHKカルチャーに参加できなかった方、UMAの民俗学・文化人類学的考察に興味がある方、ぜひご参加ください。
8月22日追記 講師の小山田様から内容についてご連絡をいただいたので、お知らせします。
・未知動物学(Cryptozoology)とはなにか
・UMAへの民俗学的なアプローチについて
・歴史の中のUMA・妖怪・怪物
・都市伝説とUMA
等についてお話ししようと思っております。
具体的には「未知動物学は疑似科学なのか?」とか「ゴリラはUMAだった」、「いろいろな南極ゴジラ」みたいなことを取り上げます。(実際にNHKカルチャーの講座でやりました)
NHKカルチャーの講座では出さなかった新ネタも混ぜます。
(9月18日追記)この講演会は無事に終了しました。UMAの民俗学的アプローチの先行研究、ゴリラのイメージの変遷、UMAと隣接する周辺領域(UFO・宇宙人・都市伝説とUMA)についてなど、興味深い発表だったと思います。小山田さん、参加者の皆さん、ありがとうございました。
講師
小山田浩史(奇現象研究家)
日時
9月18日(日)18時から2時間程度
講義のキーワード(予定)
・UMA・未知動物学・民俗学
・怪物・妖怪・幻獣
・都市伝説・オカルト・文化
参加費
1,000円
講師プロフィール
小山田 浩史(おやまだ ひろふみ)
奇現象研究家。ASIOS(超常現象の懐疑的調査のための会)リサーチ会員。文化構造研究修士。
大学・大学院で民俗学・文化人類学を学んだことにより超常現象を「ある/ない(いる/いない)」だけでとらえず、人間や社会にとってどのような意味があるのかといったことまで含めて眺めて楽しむ視点を得た。口頭伝承や都市伝説が本来の研究テーマ。著書に『UMA事件クロニクル』(共著、彩図社)ほか。
申し込み方法
本イベントは既に終了しています。