「プロジェクト宇宙機」として、当法人研究員が個人的に復刻を進めている「日本空飛ぶ円盤研究会」機関誌『宇宙機』の復刻第四号ができました。
今回は第7号(1957年1月25日発行)及び第8号(1957年2月28日発行)を収録しております。
第7号からは斎藤守弘氏「日本の空飛ぶ円盤の歴史研究」、高梨純一氏「アダムスキとアリンガムはなぜ信ずることができないか」及び「空飛ぶ円盤展開史講座」、そして柴野拓美氏の「重力場機関とは何か」という四つの連載が始まっております。
他には、金沢元基氏(日本心霊科学協会の理事でもありました)が前年アメリカで出版されたばかりの「They Knew Too Much About Flying Saucers」(グレイ・バーカー)の内容を紹介し、黒衣の三人の男についても触れております(第7号)。
今と違って海外情報の入手が難しく、1ドルも360円していた時代にいちはやくアメリカから原書を取り寄せて読み込んでいた先達たちの熱意には、頭の下がる思いがします。
諸般の事情から一般への配布は行っておりませんが、国立国会図書館には寄贈しておりますので、同図書館での手続き終了次第誰でも閲覧できるようになります。