アメリカの中間選挙が11月に予定されており、これからQアノンや陰謀論についての報道が増えることが予想されます。またコロナ禍にあって反ワクチン運動や神真都QなどがSNS等で話題になっています。
そこで今回は『現代思想』(特集=「陰謀論」の時代)、『〈怪異〉とナショナリズム』に太田竜に関する論考を寄せられた栗田英彦氏に「太田竜と陰謀論」について話していただきます。 太田竜の思想遍歴やデイヴィッド・アイクの活動等から「陰謀論とは何か」を考える貴重な機会になると思います。ふるってご参加ください。
イベントは無事に終了しました。田中吉六からの影響、トロツキストとしての面、日本原住民論からユダヤ・レプティリアン陰謀論への思想的変遷、陰謀家としての戦略、太田から学ぶべきことがあるかなど色々取り上げられました。皆さんが太田竜と陰謀論や終末論、「悪とは何か」を考える際のヒントになったならうれしいです。栗田英彦さん、参加してくださった皆さん、ありがとうございました。
出演
栗田英彦さん(聞き手 高橋聖貴)
日時
4月17日(日)18時から1時間半程度
内容(予定)
・陰謀論というレッテル貼りが持つ危険について
・陰謀論的スピリチュアリティについて
・太田竜の思想的遍歴
・太田竜はなぜ陰謀論を経てレプティリアン思想に至ったのか
・革命理論としての終末論
・ロシアのウクライナ侵攻後に飛び交うフェークニュースなども考察
参加費
1,000円
講演者プロフィール
栗田 英彦(くりた ひでひこ)
1978年生。佛教大学、愛知学院大学、愛知大学等非常勤講師。東北大学大学院文学研究科修了。文学(博士)。専門は宗教学、思想史。主な業績:「岡田虎二郎の思想と実践──越境する歴史のなかで」(第一二回涙骨賞最優秀賞受賞論文、2016年)、栗田英彦・塚田穂高・吉永進一編『近現代日本の民間精神療法――不可視なエネルギーの諸相』(国書刊行会、2019年)、「心霊と身体技法――霊動するデモクラシー」(島薗進・末木文美士・大谷栄一・西村明他編『近代日本宗教史 第三巻』春秋社、2020年)、「マルクス主義的陰謀論の諸相――デリダ・ジェイムソン・太田竜」(茂木謙之介・小松史生子・副田賢二・松下浩幸編『〈怪異〉とナショナリズム』青弓社、2021年)など。
申し込み方法
以下のフォームから、お名前とメールアドレスをご記入の上、イベント開催日の二日前までにお申し込みください。
参加費の振り込み方法など、担当者より追ってご連絡します。