2020年の仙台UFOに関する諸説まとめ

ニュースレター

 2月2日、アメリカ国防総省のライダー報道官は、中国の偵察気球がアラスカからカナダ北西部を通りモンタナ州に入ったことを明らかにしました。同じような気球は中南米でも確認されています。

 中国は、いずれの気球も自国のものであることを認めつつも、民間の気象観測用のものであり、不可抗力によってアメリカ大陸に達したと述べましたが、気球は本体の高さ60メートル、1トン以上の重さがあるということで、さらにトランプ政権時代に3度、バイデン政権になってからも1度似たようなものが捕捉されているということです。

 これだけ巨大な気球は、日本でもJAXAの施設以外では打ち上げられないようで、またそれほどの気球を何機も製作し、飛行させることのできる「純粋な」民間機関が中国にあるとは聞いたことがありません。また、スカイフック気球の例を挙げるまでもなく気象観測と軍事とは密接に結びついています。

 アメリカはこれを領空侵犯とみなし、気球が大西洋上に抜けたところで撃墜し、残骸の写真を公表しています。今回の事件についてはまだ続報がありそうですが、気になるのは、2020年と2021年に、日本上空で目撃された似たような気球との関係です。

 特に2020年6月17日、宮城県上空に現れた気球については、多くの人がいろんな意見を述べていたので、この機会にそれらをまとめてみました。

 この気球は、今回の偵察気球と非常によく似てはおりますが、そうと確認されたわけでもなく、以下の諸説を後出しじゃんけんのような形で批判する気はありません。ただ、新しい事物に出会った場合、自分の有する知識で判断しようとする人間の弱点も示していると思いますし、超常現象の世界では何年かすると事件が忘れ去られ、同じようなことが繰り返されることもよくあるので、記録としてまとめたものです。中には、発言者の芸風とかウケを狙ったものもあるのでしょう。 

1.阿部新助日大准教授:成層圏プラットフォーム(2020年7月1日放映「世界の何だコレ!?ミステリー」

2.坪田敦史(航空ジャーナリスト):素人が作った気球(ユーチューバーの可能性を匂わせる)(2020年12月27日放映「たけしの知らないニュース超常現象Xファイルスペシャル2020」

3.鈴木康之静岡大学工学部教授:アメリカの気球イベントのもの。ただしイベント主催者側が否定(2021年12月28日放映「パンドラTV」、幻解!超常ファイル最新映像スペシャル2021(12月23日N)

4.東北大学服部誠准教授、同山崎剛教授及び伊藤芳春:日本ではJAXAの施設以外では打ち上げられないが、そこで打ち上げた記録はなく、軍事目的と思われる(2021年12月28日放映「パンドラTV」)

5.三上ムー編集長:米軍のもの

6.立花義裕三重大学大学院教授:気象観測用の気球「ラジオゾンデ」

7.竹本良:UFOあるいは北朝鮮のもの

8.オカルト系編集プロダクション代表:成層圏プラットフォーム                     


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