UMA(未確認生物)を民俗学的な視点から眺めることで我々人間自身の文化や社会が見えてくる、かもしれません。2024年にNHK文化センターさいたまアリーナ教室で全3回にわたり開催されたオンライン講座「UMA―未確認生物の民俗学Ⅱ」を再構成し、取り上げる事例は新しいものを用意しましたので、昨年当該講座を受講された方も楽しめると思います。
今回は具体例として、アメリカの翼竜写真を取り上げます。西部開拓時代、あるいは南北戦争時のアメリカで射殺した翼竜と人々が一緒に写っている奇妙な写真がネット上で多数見つかります。残念ながらこれらはほぼすべてフェイク、近年作成された捏造画像なのですが、なぜこのテーマの画像が多数つくられ、今でもネット上で拡散し続けるのかについて、民俗学的な視点から考えてみます。
UMAについて自然科学的・生物学的な「いる/いない」のアプローチではなく、なぜいる(かもしれない)と思うのか、UMAと我々の社会との関係はどのようなものか、といった観点からの面白さをご紹介できればと思います。(講師より)
講師
小山田浩史さん(奇現象研究家)
日時
10月19日(日)午後6時から約2時間
参加費
1,500円
講師プロフィール
小山田浩史(おやまだ・ひろふみ)
奇現象研究家。ASIOSリサーチ会員。
主にUFO・UMAなどを対象に、文化人類学・民俗学的なアプローチでの考察を行う。
『UFO事件クロニクル』『UMA事件クロニクル』(いずれも彩図社)などに参加。
近年はオンライン講座の講師としても活動し、オカルト現象を文化論から眺める視点を紹介している。
申し込み方法
参加希望の方は「10月19日(日)のイベントに参加します」と書いて、下記のアドレスにお送りください。
choujou★outlook.jp(★を@に変えてください)