あの月刊ムー三上丈晴編集長も参加!!「甲府UFO事件」50周年プレ・イベント緊急レポート

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甲府イベント

 6月22日、UFO界隈では超有名なあの「甲府UFO事件」の50周年プレ・イベントが地元甲府で開催された。

 「甲府UFO事件」をご存じない方はネットで調べていただきたいのだが、49年前の1975年2月23日に起こったこの事件は世界的にみても非常に稀なUFO目撃事件で、同時期に起きた「介良事件(1972年)」、「仁頃事件(1974年)」と共に日本三大UFO事件と位置づけられている。

 今回のイベントにはあの月刊ムー三上編集長も参加するというので、否が応でも期待が高まる。

 はたして何か新しい事実が発表されるだろうのか?、UFOが現れたらどうしよう、いや甲府星人に肩を叩かれて腰を抜かしたらどうしよう、など様々な思いが去来しつつ筆者は取材のため甲府へ向かった。

 当日は梅雨入りしたばかりの6月だというのに真夏日だ。

 入口の宇宙人も心なしかバテ気味だが、会場の山日YBSホールは満席で熱気にあふれ、朝日新聞や山梨日日新聞など大手メディアも取材に来るなど、半世紀近く前の事件なのに多く人の関心を集めていることに驚く。

 ちなみにイベントの主催は一般社団法人UFOKOFU1975。

オカルトを扱う怪しい一般社団法人というのは、このUFOKOFU1975と超常現象情報研究センターぐらいだろう。

 ちなみにUFOKOFUは逆から読んでもUFOKOFUとなり、UFOと甲府は切っても切れない関係を表しており驚きを隠しきれない。

 さて、イベントの最初は落語家の三遊亭吉馬さんによる、世界初!甲府UFO事件落語だ。

 筆者も大の落語好きなのだが、どんな展開になるか全く予想もつかない。

 そして現れたのは着物を着た甲府星人という、なんともシュールな展開。

 なんでも三遊亭吉馬さんが2日間徹夜して(!?)作ったという、お手製の甲府星人マスクをかぶって登壇だ。

 噺も甲府を意識した内容でサゲもなかなか秀逸、観客も大いに楽しんで聞き入っていた。

 三遊亭吉馬さんに直接お聞きしたらご本人も大のオカルト好きとのことで、今回の落語をするにあたりあらためて事件を調べなおし、そこに甲府ネタを最大限盛り込みましたとのこと。

甲府UFO事件についても「何か不思議な事が起きたのは間違いない」と真剣にお話しされたのが印象的だった。

 続いて今年の2月23日に開催された49周年イベントで結成された、甲府コスモガールズ(桜木唯衣さん・宇治松ニカさん)のライブ。

 宇宙コスチューム衣装で歌って踊って会場を沸かせ、あの名曲「UFO」を歌いだすと甲府星人までが踊りだし、会場のボルテージは一気にヒートアップ。

 そしていよいよメインの月刊ムー三上丈晴編集長と、甲府星人フィギュア作者で甲府UFO事件愛好家のザクレスホビーさんの対談だ。

 まずはザクレスホビーさんから甲府UFO事件と、なぜ自分がこの件に取り組んでいるのかという詳細な説明があった。

 話は興味深く楽しかったのだが、ずっと話しているのでこのまま三上編集長に話を振らないまま終わってしまうのではと思うほど。

 結局冒頭一人で23分も話していたのだが、ザクレスホビーさんの熱心さがビシビシ伝わってきて、話が終わると会場からは盛大な拍手が巻き起こった。

 そしていよいよ三上編集長の出番だ。ムーは1979年10月に創刊され今年で45周年ということで、アダムスキー、地底人、シャンバラなどムーネタを全開にして、いかに「甲府UFO事件」がそれらと結びついているのかを詳細に解説。ザクレスホビーさんも「三上編集長の話は奥が深い」と感心することしきり。

 話の中でザクレスホビーさんが甲府在住ではなく、実は神奈川県民であることが発覚すると「甲府に移住しろ」と三上編集長が突っ込むなど、終始楽しくそしてまじめに討論が行われた。

 イベント終了後も会場ではザクレスホビーさん製作の甲府星人ソフビなどのグッズ販売、甲府コスモガールズのチェキ撮影、ムーによる書籍販売と三上編集長の握手・サイン会があり長蛇の列が続いていた。

 最後にザクレスホビーさんに今回のイベントと今後の展開について伺ったが、「今年の2月23日に49周年イベントを開催して、来年の50周年まで何もしなくていいものかと思い、今回のイベント開催を決めた」という意外に安易な判断だったようだ。

 また「今回のイベントが思った以上に盛況だったので、来年の50周年にこれ以上のイベントが開催できるか不安」とも話されていたが、きっと何か隠し玉があるに違いないと筆者は確信している。

 いずれにしても関係者はこの「甲府UFO事件」を”ロマンと文化”ととらえ地域を盛り上げようとする意気込みに満ち溢れているので、来年の50周年記念イベントはきっと大変なことが起こるに違いない。

 大注目だ、キュルキュル!!

                               Report by 信清

*皆様も超常研ニュースレターで報告したい事項があればお知らせください。

コメント

  1. 匿名さん より:

    仁頃事件は当時からフェイクの自作自演と知られており、日本3大事件なんてものではありません。最近当時の事を知らない方たちが勝手にそう呼んでいる様ですが、困ったものです。
    事件を直接取材した平野威馬雄さんも当時苦笑していました。根本は家庭環境が原因ですが、プライバシーに関わるので詳細は書けません。

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