超常研ニュースレター第4号2021年超常10大ニュース

10大にゅーす ニュースレター

 皆様、あけましておめでとうございます。

 新型コロナウィルスがオミクロン株に進化し、世界はまだ天中殺状態から抜け出せておりませんが、今年こそ皆様にとってよい年であるよう願っております。

 また当法人では、今年もいろいろな事業を企画予定ですので、関心のある方はぜひ参加してください。

 この度、外部有識者も交えて、2021超常10大ニュースを選定しましたので以下のとおりお知らせします。番号は付けておりますが、ランキング順位ではありませんのでご了解ください。

1. アメリカ合衆国議会議事堂乱入事件

 1月6日、トランプ前大統領支持者らがアメリカ合衆国議会議事堂に突入、一時占拠する事件が発生、支持者と警官の双方に死者が出た。議事堂に集まっていた人々や逮捕者にはQアノン陰謀論者が多くいた。この事件は世界的な反響を呼び、以後一般の新聞・テレビなども陰謀論について取りあげるようになった。「3月4日になるとトランプが再び大統領になる」というデマも拡散した。

2. コロナワクチンデマ広がる

 新型コロナワクチンに関連する陰謀論も広がり、ワクチンは大量殺害を目的としている、ワクチン接種によりチップやナノマシンを埋め込んで人類を看視する、5G通信で操る、ワクチンを接種すると磁石人間になるなど根拠のない情報がネットを中心に拡散した。社会的な影響も大きいため、テレビ各局もこの話題を否定的にとりあげたが、自民党の福井県議会議員や医療関係者にも信者が広まっている。

3. 細木数子死去

 自ら考案したという(異議もある)六星占術関連著作がベストセラーとなってギネスブックにも記録され、テレビ番組でも高視聴率を記録した細木数子が11月8日、呼吸不全により、東京神楽坂の自宅で死去した。享年83。島倉千代子の搾取や安岡正篤との結婚問題、さらには暴力団との関係などの疑惑にも満ちた生涯であった。後継者の細木かおりには、まだ彼女ほどのカリスマ性はないようだ。『文藝春秋』が創刊100年を記念して選んだ「100年の100人」にも選ばれ、『週刊文春』の年末企画「顔面相似形2022」では妖怪百目と一緒に掲載された。

4.『私が見た未来 完全版』(たつき諒)40万部のヒット

 漫画家たつき諒が1999年に出版した『私が見た未来』(朝日ソノラマ)が東日本大震災を予言していたと話題になった。その表紙に、「大災害は2011年3月」と書かれていたことから、東日本大震災を予言していたとして一部で話題になっていたが、たつき諒になりすました人物が匿名掲示板やツイッターで盛んに広めたためYouTubeやオカルトサイトや雑誌等でも、その予言が取り上げられるようになった。6月、「たつき諒」を名乗って活動していた人物が、作者とはまったく無関係の偽者であることが発覚したが、10月には本物のたつき諒氏による予知夢の解説がついた『私が見た未来 完全版』(飛鳥新社)が刊行されるに至った。同書は発売からわずか1ヶ月半で40万部を売り上げるベストセラーになっている。

 さらに詳しく知りたい人はこちら→https://www.nazotoki.com/watashi-ga-mita-mirai.html

5.アメリカ米国防総省、6月に「UAP」に関する報告書を公開、11月にはUFO調査部署を新設。

 アメリカ国防総省は昨年UAP(未確認空中現象)画像を公開したことに続き、本年6月25日、UAPに関する報告書を議会に提出した。この報告書によれば2004年から2021年にかけてアメリカ軍などから144件の目撃報告があり、1件は気球だと判明したが、残る143件については情報不足のため現時点では解明できないとした。宇宙人の乗り物という説には触れていない。

 11月23日には、UFOなどの探知・識別や、政府内での調整を行うグループを新設すると発表した。

6.昨年の「鬼滅の刃」に続き、「呪術廻戦」がヒット

 昨年社会現象となった「鬼滅の刃」に続き、呪術や呪物を扱った芥見下々の漫画「呪術廻戦」が話題となった。コミックスはシリーズ累計6000万部を突破し、NTTドコモの映像配信サービス「dTV」の年間総合視聴ランキングでも1位となった。12月24日に公開された『劇場版 呪術廻戦0』もわずか3日で興収26億円を超えた。

7.福島市飯野町のUFOふれあい館内に6月24日、国際未確認飛行物体研究所が誕生

 UFO記念部日の6月24日、福島市飯野町のUFOふれあい館内に三上『ムー』編集長を所長として国際未確認飛行物体研究所(通称・UFO研究所)が設立された。開所以来研究所には、200件を超える情報が寄せられており、12月には独自の判定基準も公開した。

8.エジプト文明博物館開設とファラオの呪い

 4月4日、エジプトで国立エジプト文明博物館が正式オープン。これに先立つ3日には、エジプト考古学博物館から歴代ファラオや女王22体のミイラを移送するパレードが行われたが、これに先立ちスエズ運河での貨物船座礁、列車事故、ビル倒壊などの災害が続いたため、ファラオの呪いと噂された。

9.謎の白い球体出現、今年は青森の空に現る

 9月3日早朝、青森県八戸市上空で謎の白い物体が目撃された。その形は昨年6月に宮城県などで目撃されたものに似ている。

 12月28日に放映された「パンドラTV」(フジテレビ)や12月30日放映「幻解!超常ファイル最新映像スペシャル2021」(NHKBSプレミアム)も気球の正体に迫ろうとしたが結局解明できず。

10.アマビエ他疫病除け妖怪・お守りが引き続き話題になる。

 新型コロナウィルスの感染が収まらない中、2021年もアマビエや他の疫病除け妖怪・お守りに関する報道が多く見られた。5月には、江戸時代の瓦版に描かれたアマビエを模写して民衆に配られたと見られる札が、世界遺産・平等院(宇治市)内の塔頭で発見されたが、その形状が古文書を摸して販売されている札に似ているとして論争を呼んだ。

参考→http://yokaidoyukai.ho-zuki.com/taisayo218.htm

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